Columbia | KC 32212 | US | 1973 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+
A1: Rain Dance 9:16
A2: Hidden Shadows 10:13
B1: Hornets 19:36
USジャズ・ピアニスト Herbie Hancock が Mwandishi というバンドを率いて作り上げた73年作超名盤。このバンド、変名を使ってますが Buster Williams、Benny Maupin、Julian Priester、Eddie Henderson、Billy Hart、Patrick Gleeson など錚々たるメンツが参加しています。
Patrick Gleeson が作ったアナログシンセの電子音を基調とし、さらに上乗せて膨大なシンセのオーヴァーダビングによってポリリズミックなアフロ感を表現したA1「Rain Dance」、Buster Williams の太すぎるベースの上で狂気の世界を作り出す変拍子ファンクA2「Hidden Shadows」、とにかく暴れまくる演奏が痛快すぎる長尺曲B1「Hornets」の全3曲。
この作品以降でもより顕著になりますが、元々シンセなどの電子音楽にも理解のある Herbie Hancock だからこその作品とはいえ、当時よくレーベル Columbia 側がこの作品を許したなぁ、、と大きなお世話ですが思っちゃいます。スリーヴデザインも最高。
USオリジナルKC規格初期盤、盤質良好です。
Sleeve: スレ/折れシワ
Media: 静寂部に軽度のチリノイズ箇所/概ね良好
Include: レーベルオリジナルスリーヴ
Matrix A: 0 PAL 32212-1B 2 SX A
Matrix B: 0 PBL 32212-1C 2 SX B
