YAYA | 815540-938 | GER | 1990 | M: NM / NM | JK: NM
A1: Be One 4:48
A2: Cannibals 5:54
A3: Totem 4:02
A4: Arrow 4:25
A5: Visage 4:01
B1: The Heart 4:28
B2: Gogul 2:31
B3: Beyond 4:40
B4: Otma 4:05
B5: Be Two 7:03
イタリア出身、ドイツやアメリカ国内で多くの映画/テレビ音楽を手掛けるコンポーザー Joe Mubare の90年リリースの作品。自身のレーベル YAYA からのリリース。90年代らしいツルっと洗練されたサウンドとアーバンなアレンジで奏でるエスニック・コンテンポラリー・ミュージック。ひたすらにミニマルなブラシ・ドラムとうっすら鳴る不穏なバッキングが不気味なA2「Cannibals」、鳴りの深さで空間を創るアンビエント・トラックA3「Totem」、トライバルなリズムのB1「The Heart」、アフリカンのような抜けの良さが気持ち良いB3「Beyond」、アブストラクトなトランペットが後ろで響くトライバル・トラックB5「Be Two」など全10曲。90年代初頭と言えばテクノ・ハウスなサウンドもすでに存在している中で、BPMや音作り的には影響を受けながらもあくまでコンテンポラリーにまとめてあるところが実に「今」っぽいですね。新譜を追いかけてる人にこそ聴いてほしいサウンド。