ECM Records | ECM 1069 | US | 1975 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+ | コーティングジャケット | グリーンラベル | LCなし | RECORDSあり | ALLEなし | W.GERMANY表記
A: Heyoke 21:47
B1: 'Smatter 5:56
B2: Gnu Suite 12:47
カナダ・トロント出身のトランペット/フリューゲルホルン奏者 Kenny Wheeler の75年リリースの傑作。メンバーはKeith Jarrett (p)、Dave Holland (b)、Jack DeJonette (dr)のカルテット構成、ミックスはMartin Wieland。70年代ECMでのアメリカ勢の欧州録音の作品は、ジャズとしての生々しさを残しながらもECMらしい空間の美しいものが多く、この作品もそのひとつ。とにかくKenny Wheelerのフリューゲルホルンの一音必殺の美しさに酔います。そしてそれに寄り添うKeith Jarrettの美しいピアノ（本人は気に入ってないそうですが、、）と、決して数年前までエレクトリック・マイルス門下で電子ファンクをやっていたとは思えない繊細で優しいリズム隊。理知的にしてリリカルな全3曲。ECM初期の名盤の一つ。内藤忠行さんの写真を用いたジャケットも素晴らしい。
