Innovative Communication | IC 80.059 | US | 1987 | M: VG / VG+ | JK: VG | ジャケット表面にシール剥がし跡
A: Paradise 22:29
A1a: Being One (Air) 6:54
A1b: One Being (Water) 4:43
A1c: Changes Of Being (Fire) 4:37
A1d: Being Home Again (Earth) 6:15
B1: The End Of Time 9:19
B2: Kandy Sweets 6:14
B3: The Silence 7:14
ドイツのマルチ奏者 Klaus Hoffmann-Hoockが、世界中を放浪した際に出会った様々な音楽性にインスパイアされて確立した音楽性を実践するプロジェクト、Mind over Matterの87年リリースの作品。この後にも活動を共にすることになるタブラ奏者 Peter Jörgens、ベース/ピアノ奏者 Heinz Weidenbrückも参加。Genesisのライブで出会ったメロトロンに心酔し、ヴィンテージ・キーボードとシンセサイザーのコレクターになったという逸話が立証するように、大胆かつ繊細な手の凝ったシンセサイザー・サウンドと、東洋・西洋を行き来するメロディが、クロスオーヴァ―でサイケデリックな世界を作るニューエイジ/アンビエント・ミュージック。フィールド音と「空気」「水」「火」「地」などの4つのエレメントに分かれて楽曲が展開するA「Paradise」は、22分29秒にも及ぶ脳内楽園への内なる旅。フランス語の語りがさらに妖しさを増すB1「The End Of Time」、タブラやシタールも入る、アトモスフェリックなB2「Kandy Sweets」、無音よりも静かなB3「The Silence」など全4曲。心象描写に優れた1枚。素晴らしいです。
※A1に短いヘアラインが2本ありますが、音に支障は無いです。ディスカウントします。