Odeon | MOAE 102 | INDIA | 1963 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A: Raag Yaman
B: Raag Shri
北インド古典音楽における重要楽器 バンスリ を、独奏会の主役となる楽器へ押し上げた Pannalal Ghosh の演奏を両面に収めた1960年作。 インド盤モノラルで、各面に一つずつ夕刻のラーガを配しています。大型化した竹笛による低く厚い音色と、声楽的な装飾を長時間の展開で記録した作品です。
前半は持続音の上で一音ずつ音域を広げ、滑らかな音の連結と長い息によって明るく開かれた旋律を形成。後半は低音域に重心を置き、半音の緊張や深い揺らぎを強調することで、より厳粛な表情へ移ります。弱い息音から芯の強い高音までを連続させ、細かな指の装飾もフレーズの流れを遮りません。リズムが加わってからも技巧を急激に誇示せず、ラーガの輪郭を段階的に明らかにする、 ヒンドゥスターニ・バンスリの基準となった演奏です。インド盤オリジナル。
Sleeve: スレ/クスミ/表面に小さく波打ち
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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