Isadora | ISA 9004 | FRA | 1976 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Satz Ebene
A2: Satz Gewitter (Energy Rise-Energy Collaps)
B: Satz Exil Sils Maria
シンセサイザーを使わず、オルガンと加工した管弦楽録音から巨大な電子音響を構築した Klaus Schulze の1972年ソロデビュー作。 Tangerine Dream、 Ash Ra Tempel 脱退後の同年4月にベルリンで録音。故障した電気オルガンとアンプ、ギター、打楽器、声に加え、 Colloquium Musica Orchestra の演奏を素材としてテープ上で変形。全3楽章、約50分の構成です。
弦と管の響きは旋律として提示されず、逆回転や速度変化、抽出によって輪郭を失い、低いオルガンの持続音と重なります。一定の拍やシーケンスはなく、音量と周波数帯がゆっくり移動することで静止した場面から濁ったクライマックスまでを形成します。後年の Berlin School に特徴的な規則的反復というよりも、ミュージックコンクレートとドローンへ近い作品。限られた機材の不安定さを作曲原理へ変え、管弦楽、テープ編集、電子音の境界を溶かした初期ドイツ実験音楽の重要作です。フランスリイシュー盤。
Sleeve: スレ/クスミ/シワ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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