Flamencos Accidentales | FA-003 | SPA | 1987 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Punta Umbría 9:08
A2: Salinera 5:45
A3: Espuma 4:07
B1: Shiriab 8:50
B2: Nocturno 4:02
B3: El Baile De La Luz 4:32
伊フィレンツェ出身ピアノ/マルチ奏者/作曲家 Antonio Breschi の87年作。スペインインディペンデントレーベル Grabaciones Accidentales のフラメンコに焦点を当てた短命レーベル Flamencos Accidentales からのリリース。Finis Africae で活動する Juan Alberto Arteche がプロデュース、プログレッシブなフラメンコアンサンブル Ketama の Antonio Carmona も参加。
アメリカ滞在でブルースやジャズを学び、その奥にあるアイルランド音楽に目覚め、アフリカの Abdullah Ibrahim とも共演、そして Antonio Carmona と出会いフラメンコに触れ、この作品に到着という面白すぎる流れ。奥行く音場でのアタック強くインドの影響強いエスニックなフレーズを次々と紡ぐA1「Punta Umbría」、ドラマティックにエモい反復B2「Nocturno」、歯切れ良いピアノとカホンやパルマ混じるラテンな情熱B3「El Baile De La Luz」など全6曲。系統違えど Stephan Micus と同様の、その音楽の本質を見極め噛み砕いて吸収し新しいものを生み出す、本来の意味での「折衷」の素晴らしさがここにあります。スペイン盤。
Sleeve: シュリンク/取り出し口方向に薄くスレ
Media: 薄くスレ/静音部にごく軽微なチリノイズ/概ね良好
Include: DMMオリジナルインナースリーヴ
