Sasseti | DIAP 20004 | PRT | 1983 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+ | 静寂部にチリパチあり
A1: Disto & Daquilo 4:35
A2: Schula 3:53
A3: Timpanas (O Que É Feito Do?) 3:00
A4: Conde D’Alemanha 5:43
A5: Sonho (Do) Velho 2:05
B1: Doces Do Diabo 3:10
B2: Pierrot Bêbado 7:04
B3: Cantiga De Aboiar 4:21
B4: Danza 1:50
マンドリンやケーナ、バグパイプなどの様々な民族楽器を演奏するメンバーによって構成される、ポルトガル産エスニック・フォーク・グループ Disto & Daquilo の83年リリースの作品。前述した楽器の他にも多様な楽器を用いて、ポルトガルの旅情や地中海文化らしいウェットだけど抜けたような明るさが感じられる楽曲が多く、港町の猥雑や出会いと別れの人生模様など、ポルトガル産らしい人懐っこさを感じる全9曲収録。アコーディオンの悲哀と分厚い男女混成コーラスが空高く抜けていくかのようなA1「Disto & Daquilo」、トライバルとも感じられる打ち付けるリズムが力強いA2「Schula」、天上感のある女性ヴォーカルとスピリチュアルなフルートのA4「Conde D’Alemanha」、美しくクリアなギターとフルートのアンビエンスな世界に突如バグパイプの祝祭感あふれる演奏が入るB2「Pierrot Bêbado」など良曲満載な1枚。
