Eugenio de Andrade, Luis Cilia / O Peso Da Sombra

Diapasão | DIAP 16028 | PRT | 1980 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+ | ゲートフォールドジャケット

A1: Canção Breve
A2: Fecundou-se
A3: Onde Me Levas?
A4: Olhos Postos Na Terra


B1: Adeus
B2: To A Green God


B3: Variações Em Tom Menor
B4: O Peso Da Sombra



アンゴラ出身/ポルトガルで活躍するヴォーカリスト/コンポーザー Luis Cilia がポルトガルの詩人 Eugenio de Andrade の詩を用いて歌/朗読した作品。80年リリース。朴訥としたギターやヴァイオリン、チェロによる優雅な響きをバックに切々と歌い上げるポルトガル産フォーク・ミュージック。何ですが、、テープエコーのフィードバックから始まりエフェクティブで深い音像の中を、妖しく漂うギターとヴォイシングがとんでもないトビの世界を表現するA4「Olhos Postos Na Terra」、低音の持続音の上を現れては消えるオーケストレーションとノイジーなフィードバック、さらにそこにポエットリーディングするLuis Cilia、というドープな世界観のB4「O Peso Da Sombra」の2曲だけは毛並みの違う曲でかなり驚きます。もちろんフワリとした浮遊感のあるメロディのB2「To A Green God」のような曲がメインなのですが、だからこそこの2曲だけが飛びぬけているのです。しかも尺も長い。これらの楽曲を並列して捉えているのがこの人の魅力なのです。ですが、やはり謎。世界は広い。というか、様々な人がいて面白いです、本当に。

型番 SMS-03737
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