CBS | CBS 26813 | UK | 1986 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+
A1: The Harvest 6:04
A2: Waiting For The Rain 7:36
A3: Zeebob 4:52
A4: The Great Empire 3:54
B1: Carnavalito 6:19
B2: 6 A.M. / Walking On The Nile 7:07
B3: Peace 6:47
鍵盤奏者 Joe Zawinul のWeather Report解散後のソロ作品。86年リリース。ちょうど解散した年ですね(正確に言えば解散する前にリリース)。ヴォーカルにBobby McFerrinを迎えて、後のパートはすべてZawinul一人で作り上げた作品。プログラミングでの打ち込みのはずなのにどこか粘り気があるのは、散々聴いている打ち込みの音楽に慣れた現在の耳をもってしてもかなり新鮮で面白いです。イタロのようなシーケンスにヴォコーダーとキーボードソロがのるA1「The Harvest」はJoe Claussellによるハウスヴァージョンも記憶に新しいところ。アフロコズミックなA2「Waiting For The Rain」、ブロークンビーツを先取ったかのようなグルーヴB1「Carnavalito」、多幸感溢れる超名曲B3「Peace」など全7曲収録。「Diarects=方言」と名付けたアルバムの最後が「Peace」。壁がなくなることよりも、それぞれが平和でありますように。想いが音に溢れています。