Ping Pong Records | 1002 | GER | 2000 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+
A1: Wildwechsel 6:48
A2: Elfenkraut 3:47
A3: Harmonium 3:54
A4: 30 Years Loop 7:55
B1: Hufeisen 3:57
B2: Gnoms In Work 1:27
B3: Små Vägen 1:53
B4: Gnoms In Water 1:40
B5: God Morgon, Långelyche 3:16
B6: Respect Please, Here She Comes 4:31
B7: In Würde 2:35
80年代初頭に A La Ping Pong というプロジェクトで2枚のアルバムを残した、ドイツのギタリスト Klaus Bloch の2000年リリースの作品。自らのテープ・ディレイ・システムの名前をバンド名(A La Ping Pong)にしていた通り、このアルバムでもテープディレイでギターリフをループさせ、その上にさらにギターやベース、打ち込みなどを加えた一人多重録音クラウト・ロックを展開。幾重にも重なるフィードバックと、ディレイでトロトロなギターが描くサイケデリック桃源郷。ジャストなドラムとディストーションの効いたギターがハードに攻めるA1「Wildwechsel」、リムショットが気持ちよいスローモー・バレアリック・トラックA4「30 Years Loop」、曖昧な記憶のようなフィードバック音のレイヤードが気持ちよいB1「Hufeisen」、浮遊感あふれるB6「Respect Please, Here She Comes」など、実験的な小曲含めて全11曲収録。同じようなコンセプトのManuel Göttschingよりも泥臭く、人間味のあるギターとジャケットのキャラクターが見事にマッチ。