ECM Records | ECM 1286 | GER | 1985 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+ | グレーラベル | ステッカーあり(写真参照)
A1: Paper Nut 6:04
A2: I Know 7:32
A3: Watching You 13:15
B1: Conversation 7:52
B2: Song For Everyone 6:20
B3: Let's Go Home 6:27
B4: Rest In Peace 3:25
南インドのヴァイオリニスト/コンポーザー、Shankarによる85年リリースのECM名盤。サックスでJan Garbarek、タブラなどでZakir Hussain、パーカッションでTrilok Grutu、エンジニアはJan Erik Kongshaugという鉄壁の布陣。とはいえ1曲目に針を落とすと聴こえてくるドラムマシンにビックリしますが、リズムが単調だからこそ各演奏の本質が剥き出しになって凄みが増してます。Jan Garbarekの伸びやかなサックスが強烈なA1「Paper Nut」、ダブルヴァイオリンの音色が狂気を帯びたように空気をうねらせるA3「Watching You」、倍速タブラのリズムの中をサックスとヴァイオリンが掛け合いながら上り詰める、その名もまさに!なB1「Conversation」、ゆったりとしたフロウと明るいメロディがピースフルに響くB2「Song For Everyone」など全7曲。確立した世界を持ち得るアーティストは、形態が変わっても本質は変わりません。まさしくECM的折衷。