Lira Paulistana | 1-32-404-003 | GER | 1982 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | ゲートフォールド | リングウェア(写真参照)
A1: Sambana
A2: Tutú Maracá
A3: Uma Tarde Como Essa
A4: Transformar
B1: Araponga
B2: Embrio
B3: Saguairú
B4: Retrato Dela
ブラジルのインスト・バンド、Pe Ante Peの82年リリースの作品。難解な楽曲や風が通り抜けていくような清々しいブリージンな楽曲など、古くから様々なミュージシャンのバックを担っていたメンバーを多く擁するグループだからこその、確かなスキルに裏付けられた完成度の高いコンテンポラリー・ブラジリアン・ジャズ/フュージョン。柔らかいグルーヴと密かに難解なコード感のA1「Sambana」、激情と静謐が交互に現れるアヴァン・ブラジリアンA4「Transformar」、流麗なピアノとハードなギターの対比が美しいB3「Saguairú」、まさしくこのバンドのスキルの結晶のような一糸乱れぬアンサンブルのB4「Retrato Dela」など全8曲収録。どんなに難解であっても、そこには必ずサウダージが存在するという謎。やっぱりブラジル音楽は理解を超えています。