Estúdio Eldorado | 148.89.0556 | BRA | 1989 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+ | ジャケットに小さな書き込み
A1: Gestos De Equilíbrio 9:05
A2: Encontros 14:05
B1: Meditação 13:05
B1a: 1º Movimento: Nascimento
B1b: 2º Movimento: Infância
B2: Celebração Dos Tempos 11:40
ブラジルはサンパウロ出身のマルチ・インストゥルメンタリスト、Priscilla Ermelの89年リリースの作品。ブラジル音楽の持つ呪術的な土着性と、透明感のある学楽器の音色、それが鳴っている空間の空気の振動までをも捉えたような洗練されたサウンドが、高次元で融合するアンビエント/ニューエイジ・ミュージック。カリンバや弦の単音、うねるシンセなど一つ一つの音が眉間に効くA1「Gestos De Equilíbrio」、前半のギターとピアノのディープなレイヤードと、後半のクリスタルな世界の2部構成のA2「Encontros」、情感たっぷりにむせび泣くチェロが深層で落ち着かせてくれるB1「Meditação」、深くなりすぎないところで鳴る音とキラッと光る単音の層が、滲んで合わさっていくB2「Celebração Dos Tempos」など全4曲収録。Music From Memoryのコンピにも入っていますね。探せば意外と無い1枚。
余談なんですが、初めて聴いた時にTerre Thaemlitzの名曲「Raw Through A Straw」を思い出しましたが(年代的に順番は逆ですが)、今聴いてもやはり共通項が多いように感じるのは自分だけでしょうか、、。