ECM Records | ECM 1023 ST | GER | 1973 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | コーティングジャケット | グリーンラベル | 黄ばみあり | LCなし | Made In Germany表記あり
A1: Closer 5:52
A2: Ida Lupino 7:33
A3: Started 5:14
B1: Open, To Love 7:10
B2: Harlem 3:20
B3: Seven 7:23
B4: Nothing Ever Was, Anyway 6:00
カナダ出身のジャズ・ピアニスト、Paul Bleyのソロ作品。73年リリース。エンジニアはJan Erik Kongshaug。切れ味鋭いピアノとECM独特の残響感が、高次元で見事に融合した初期のECM名盤。残響の途切れる一瞬まで美しいA1「Closer」、奥方Carla Bleyの曲でメロディも豊かなA2「Ida Lupino」、緊張感のあるB1「Open, To Love」、ブルースフィーリングも感じるB2「Harlem」、打楽器のような間の取り方のB3「Seven」など全7曲。残響の最後まで耳を傾け、音の余白に想いを馳せて、ただそこにある音色の美しさに心酔する。雰囲気や空気で形容するのではなく、ただそこにある「美」に息をのむ作品です。こういう音こそ、可能な限り爆音で聴いてみるのも面白いかもしれません。素晴らしい。
